2007年10月16日火曜日

マンション購入資金計画

マンションの購入を決断する前に資金計画について事前に詰める必要がある。
管理費、修繕積立金、そして給与源泉資料を基にシミュレーションをしていくが、ライフステージに沿ってその変化考える必要があります。
購入者35歳。約10年後には子供が中学校へ入学。20年後は子供達が大学生。本人は55歳で、もうすぐ定年準備の頃です。そして、お嬢さんを嫁入りさせて、長男が独立してという時期です。25年後に定年になって、退職金をもらい。しかし、ローンはまだ10年残っています。年金ももらえずに、この10年間はどうするのか?退職金を充てるしかないですよね。
修繕積立計画では、5年後、10年後に修繕積立金が増額されるものがあります。その時の負担増加はどうするのでしょう。
管理費も駐車場収入に依存している場合には不安定要素があります。機械式駐車場の更新のための取り替え費用が修繕計画には入っていない場合などチェックする項目は沢山あるのです。
ローン返済以外に支払わなければならない維持費についての認識が低く、固定資産税なんて検討課題からぶっ飛んでいるし、不動産取得税なんて眼中になく危険なことですよね。
初期費用にはローン保証料・登記費用・引越費用・家具等の費用・火災保険等の費用・不動産取得税が必要となります。今の余裕資金から必要経費を引いていくらの余裕資金が残るかは重要な問題です。
毎月の維持費用にはローン返済と管理費・修繕積立金がありますが、修繕積立金は途中で増額される事になっている場合には、この時期からの家計負担が増加すると考えてなければなりません。固定資産税の負担も忘れないでください。意外とローン返済以外に費用がかかるのです、このように、購入経費・維持費をライフテーブルと重ね合わせながら整理していくとが、マンションを購入の原点である事を知ってほしいのです。この意味でも、専門の第三者に相談すべきでしょう。